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- 携帯電話基地局 強度検討
私たち上杉建築事務所の業務には、「構造設計」「耐震診断」とともに、もう一つ「携帯電話基地局強度検討」があります。
携帯電話基地局とは、スマートホン等のモバイル端末と通信しデータ等のやりとりを直接行う中継局です。
基地局はネットワーク上にあり、端末が基地局と通信する事で、ネットワークにアクセス可能となります。
基地局にはアンテナと無線機があり、アンテナから届く電波の範囲までしか通信出来ません。その為、都市部では複数の建物屋上等に基地局が設置されています。
移動体通信基地局とも呼ばれます。
強度検討とは
基地局を建物に設置した場合の、強度的な影響を検討する業務であり、建築構造設計の知識が必要となります。
強度検討の内容は、案件ごとに異なりますが、概ね下記項目を行います。
・アンテナ支持柱の検討
・無線機架台の検討
・建物の検討(上記設備を設置したことによる)
独自のノウハウが必要なため、すべての構造事務所が携帯電話基地局の強度検討を行えるわけでは無く、限られた会社によって行われているのが現状です。
弊社は、これまで10年以上にわたり携帯電話基地局の強度検討を受注し、現在では年間約900局の強度検討を行っています。
それぞれ仕様が異なるすべてのキャリア(docomo、au、softbank、楽天、UQ)の強度検討を行えるのも弊社の強みです。
納期については、案件ごとに異なりますが、ご希望に合わせて可能な限りスピーディーに対応しております。
設置位置や設置方法の相談が多数あるため、最善の方法を探って提案しております。
基地局のシステムの更新は常に行われており、新たなシステムが出来るたびに強度検討が必要になるため、携帯電話基地局の強度検討業務は、今後も続くと言われております。